社長挨拶

 皆さんこんにちは。FITS(フィッツ)代表の藤浦です。2022年が始まりましたが、オミクロン株による感染拡大第6波が起きており予断を許さない状況が続きます。感染が収束したとしてもリモートワークなどの働き方は労働者側の支持により定着していくと思います(弊社はコロナ前よりリモートワークですのでこの点は変化がありません)。

 収束後は経済復活のため、ビジネス環境は目まぐるしく変化し、IT業界へのニーズも、企業戦略に応じた高度でスピーディなものを求められるようになるでしょう。そんな中では、何も考えず与えられた仕事を淡々とこなす、という従来のジョブは、AIや自動化ツールに取って代わられます。人間が得意とする『自ら考える』ということ、顧客と対話して価値観を共有し、そこにフィットしたシステムを生み出す動きを意識しなければ、生き残れない時代がきています。

 このような環境下ではスキルだけではなく、セルフマネジメント力も必要となり、エンジニアに求められる能力も高くなります。必然、会社側も、従来のピラミッド型、年功序列型を廃止し、ジョブ型を強く意識した組織づくりや、徹底的な透明性が必要です。また、時代の変化を察知し続け、顧客、環境、社員のそれぞれへのベストマッチを考え変革を続けなければ、その環境を維持できません。この変革に真剣に取り組めば、メンバーそれぞれが全力で発揮でき、かつ自らの時間や、サラリーを自身でコントロールできる裁量が与えられ、本当の意味でのライフワークバランスが取れるようになります。

 私は以前からそのような組織を世の中に作りたい。自身のエンジニア経験を活かし、全身全霊をかけて取り組みたい、と考えていました。その強い思いを地元仙台でカタチにしたものがFITSです。FITSでは、顧客、社員、一人ひとりと真剣に向き合い、真に価値あるシステムを社会に生み出すこと、同時にメンバーが豊かな人生を送ることをミッションとしています。地元である宮城、仙台から一人ひとりが安心して笑顔で暮らせるような社会を、システム開発を通して築き上げる。そのことに一人ひとりが誇りを持ち活動しています。皆々様からのご支援のほど、宜しくお願い申し上げます。(2022年2月)

代表取締役 藤浦 哲